御朱印巡り★神社とお寺何が違う?★1日1つ賢くなるプチ雑学

近年、人気となっている御朱印巡り★

御朱印とは、神社や寺院において参拝者向けに押印される印章およびその印影のことで、敬称として「御朱印」と呼ばれています。

スタンプラリー感覚で集める方も多いかと思いますが、本来数を集めることを目的とせず、参拝することで社寺とのご縁を深めた結果として集まったというのがあるべき姿

神様や仏様に崇敬する気持ちを持って参拝し、集印(御朱印集め)に努めることが大切とされています。

実際、私もこの集印を趣味の1つとしているんです。

なかなか神社や寺院を休みの日に巡るというのは、いいものですよー。

積極的な宗教家ではありませんが、心が洗われる感じがするー。

そんな今日は、1日1つ賢くなるプチ雑学★

御朱印の由来とは

神社と寺院の御朱印の違い

についてご紹介★

御朱印の由来とは

なぜ、御朱印というもの始まったのか。

由来は諸説あります。

有力なのは、もともと巡礼者がお寺で納経をした際の証として「納経印」を授与していたものが原型であるという説★

現代では、お経を納めなくても貰えるものがほとんどですが、本来の意味を理解したうえで、神様や仏様にきちんと参拝してから頂くようにしましょう。

そして「有難いもの」です。

御朱印に対して大切に思う気持ちを忘れず、保管しましょう。

神社と寺院の御朱印の違い

システムはほぼ同じ

御朱印は、それぞれの神社や寺院によって個性様々。

神社とお寺どちらも、神社・お寺の名称、神様・仏様の名前などが墨書きされています。

個人で御朱印帳を準備し、神社では社務所、寺院では寺務所において直書きもしくは、書き置きで対応して頂くことができるもの。

通常、書置きは神社や寺院が多忙な時や人が不在の時の場合。

しかし、最近では社会情勢が影響し、書き置き対応になっているところが多くなっているが現実です。

値段は神社も寺院も300円~500円が相場

特殊なものや、サイズによっては1000円ほどかかる場合も。

また、逆に「お志(こころざし)」という名の気持ちの分を払うシステムのところも。

また、神社や寺院によって御朱印を受け付けていないところもあるので、どうしても欲しい方は調べてから行った方がいいかもしれません。

御朱印帳に違いはない(御朱印帳の選び方)

準備する御朱印帳

御朱印帳のタイプ

これも神社と寺院に違いはありません。

蛇腹」タイプのものと「和綴じ」タイプのものがあります。

中には「和綴じ」というよりもBOOKタイプのものもあります。

神社も寺院もどちらを持参しても書いていただけます。

ネットや文房具売り場において、今は容易に可愛らしい御朱印帳が手に入る世の中。

神社や寺院それぞれで、オリジナルの御朱印帳を販売している所もありますよ。

ちなみに私は、埼玉県川越にある川越氷川神社と、神奈川県江ノ島にある江ノ島神社御朱印帳を買いました★

川越氷川神社は珍しいBOOK型★(左)

江ノ島神社は、王道の蛇腹タイプ★(右)

写真ではわかりませんねーw

BOOK型は珍しく無駄なく使うことができるので(裏に染みることがない)いいですが、厚みが出てくると収まりが悪くなりますwww

蛇腹タイプはよく見るタイプですが、出そうとしてバラバラバラ〜っと開いてしまうことが何度もwww

両者メリット・デメリットありますねー。

御朱印帳を選ぶ時は、紙質を確認しておいた方がいいです。

吸水性の悪いものだと、朱印のノリが悪くなるだけでなく、墨の乾きも悪くなりますよ。

また、見開きで書いていただける御朱印は、BOOKタイプのものには書けないと断られました。

押印の際も真ん中が押しにくく、きれてしまうという理由もあるそうです。

その点蛇腹タイプであれば、問題なさそう。

神社と寺院を分ける必要はない

また、神社と寺院、御朱印帳を分ける方もいらっしゃいますが、「分けなくてはならない」という決まりはありません。

混ざっていても書いてくれます。

神様と仏様を一緒にしたら喧嘩しちゃうから、なんて言う人もいますが、実は明治時代まで何百年もの間神様も仏様も同じように祀られていたんですよー。

そんなんで、問題ないということ。

ただ、中には神社オリジナルの御朱印には書くことが出来ないという寺院もあるようなので気をつけて。

まー。私は当たったことありません。

分けることのメリットは、統一感や管理のしやすさ★

デメリットは、持ち歩きに2冊というのが不便ですかねー。ちょっとフラリと立ち寄るというのが難しくなりますw

御朱印の違いは多少ある

墨書き+朱印(ゴム印)というスタイルは、神社も寺院よ同じ。

ただ、手書きで書いてくれるところもあれば、日付以外は全て判子というところもあります。

しかもそれは神社が圧倒的に多い。

もちろん綺麗に書いてくださるところもありますが…。

実は神社の御朱印は明治時代まで存在しなかったのだそう。

そのため、神社の御朱印は歴史が浅いとも言えます。

そういったことも関係しているんですかね。

また、寺院の御朱印の方が神社よりも押印の数が多いという違いも。

寺院では、「梵字(ぼんじ/経典の文字)」で墨書きをして下さるところが多く、とてもじゃないけどマネできないwww

寺院特有の「三法印(仏教の教えを形で表した印)」や「御法印(経典の梵字が彫られた印)」などが押印されていることもあります。

寺院では、複数の寺院を巡礼する際に道中で歌ったとされる詩、「御詠歌(ごえいか)」を書いてくださるところもあるのだそう。

そんなわけで、見た目は寺院の方が迫力もあり、反面意味を知らないと何が書かれているのか分からないといったことが…www

御朱印と一緒に、書かれていることの意味などをきちんと説明してくれているものなどが渡されるので、有難く頂ききちんとそれも保管しておくと良いでしょう★

せっかく有難い言葉を頂いても、意味が分からないんじゃ仕方ないwww

ちなみにわかりやすい例を★

これは、京都のあの有名な清水寺の御朱印★

そして、これもまた京都で有名な貴船神社の御朱印★

比べると特徴が違いますよね。

どちらも有難く頂いたものです。

書く人によっても、スタイルが大きく異なる御朱印ですが、こんな風に書いてほしいと要求したり、あっちの方が良かったなんて言わないようにしましょうねw

ちなみに神社でも、カラフルで豪華な御朱印頂けるところもあります★

私のお気に入りはこちら↓

東京の自由が丘に鎮座する自由ヶ丘熊野神社

季節によって異なる御朱印を頂けるところも多くあるので、季節が変わる度に参拝するのもいいかもしれませんね。

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

もちろん、御朱印は参拝ありきのもの。

神社や寺院に足を運ぶことで、自分自身と向き合い、これからをどう生きるか考える時間も大切にしたものです。

スタンプラリーのように楽しみながらも、本来の意味を有難く受け取って自分の糧にしてください★

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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